コートジボワール代表ドログバ、内戦止めたとは?? [スポーツ]
コートジボワール代表ドログバ、内戦止めたとは??
ドログバといえば世界でも有名なストライカー1人ですよね。
36歳になってもそのパワーやスキルは衰えず、ピッチにいるだけですごい存在感を放っていますよね。
そのドログバですが、なんと内戦を止めてしまったきっかけを作ったといわれています。
コートジボワールでは2002年、与野党政治家や軍部が入り乱れる権力争いから内戦が勃発し、政府派の南部と反政府派の北部に分裂しました。
北部の住民は真の国民(Ivoirité=イヴォワリテ)ではないなどという南部の政府派がまき散らす分断の思想に反発して、南部出身のドログバが、みんな同じ「Drogbacité=ドログバシテ」なのだと主張する運動を開始しました。
「Elephants(象たち)」と呼ばれる代表チームとチームカラーのオレンジは、南部出身者も北部出身者もひとつになって戦う国民融和のシンボルとなったそうです。
2005年10月、06年ドイツ大会の本大会進出を決めた試合の後、マイクを手にしたドログバは、更衣室でチーム全員と一緒に、生中継のテレビカメラに向かってひざまずき、内戦をやめるよう訴えました。
ドログバは、
「コートジボワール市民の皆さん、北部出身の、南部の、中部の、そして西部出身の皆さん、私たちはこうやってひざまずき皆さんに懇願します。許し合ってください。コートジボワールほどの偉大な国がいつまでも混乱し続けるわけにはいきません。武器を置いて、選挙を実施してください。そうすれば全てが良くなります」
と訴えかけました。
するとその1週間後内戦が終幕を迎えたのです。
「ドログバにそんなことができるとは思ってもいなかった。しかし彼の行動のおかげで、国は再統一への道を前に進んだんだ」
と元司令官はおっしゃっていたそうです。
すごい影響力ですよね。
日本のスポーツ選手でも影響力がある人はいてますが、ここまで国自体を動かせる人はいてないですよね。
コートジボワールでは、
「ディディエ・ドログバは大統領よりも力がある」
と言われているそうです。
確かにそうなのかもしれませんね。
今後、国民栄誉賞を授与したり、もしかしたら大統領に!なんて日も来たりするかもしれませんよね。
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ドログバといえば世界でも有名なストライカー1人ですよね。
36歳になってもそのパワーやスキルは衰えず、ピッチにいるだけですごい存在感を放っていますよね。
そのドログバですが、なんと内戦を止めてしまったきっかけを作ったといわれています。
コートジボワールでは2002年、与野党政治家や軍部が入り乱れる権力争いから内戦が勃発し、政府派の南部と反政府派の北部に分裂しました。
北部の住民は真の国民(Ivoirité=イヴォワリテ)ではないなどという南部の政府派がまき散らす分断の思想に反発して、南部出身のドログバが、みんな同じ「Drogbacité=ドログバシテ」なのだと主張する運動を開始しました。
「Elephants(象たち)」と呼ばれる代表チームとチームカラーのオレンジは、南部出身者も北部出身者もひとつになって戦う国民融和のシンボルとなったそうです。
2005年10月、06年ドイツ大会の本大会進出を決めた試合の後、マイクを手にしたドログバは、更衣室でチーム全員と一緒に、生中継のテレビカメラに向かってひざまずき、内戦をやめるよう訴えました。
ドログバは、
「コートジボワール市民の皆さん、北部出身の、南部の、中部の、そして西部出身の皆さん、私たちはこうやってひざまずき皆さんに懇願します。許し合ってください。コートジボワールほどの偉大な国がいつまでも混乱し続けるわけにはいきません。武器を置いて、選挙を実施してください。そうすれば全てが良くなります」
と訴えかけました。
するとその1週間後内戦が終幕を迎えたのです。
「ドログバにそんなことができるとは思ってもいなかった。しかし彼の行動のおかげで、国は再統一への道を前に進んだんだ」
と元司令官はおっしゃっていたそうです。
すごい影響力ですよね。
日本のスポーツ選手でも影響力がある人はいてますが、ここまで国自体を動かせる人はいてないですよね。
コートジボワールでは、
「ディディエ・ドログバは大統領よりも力がある」
と言われているそうです。
確かにそうなのかもしれませんね。
今後、国民栄誉賞を授与したり、もしかしたら大統領に!なんて日も来たりするかもしれませんよね。
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